【2026年版】ノーコードツール比較|選び方と導入事例

こんにちは!今回は、プログラミング不要で業務アプリを作れる「ノーコードツール」について、比較しながらご紹介します。「プログラミングなしでアプリが作れる」と聞いても、どのツールを選べばいいか迷いますよね。
この記事では、中小企業でよく使われる4つのノーコードツール(kintone、Adalo、Bubble、Glide)を比較し、実際の導入事例とともにご紹介します。
あなたの会社に合ったツールが見つかるはずです。ぜひ最後までお読みください!

1. どれを選ぶ?主要ノーコードツールの比較

「アプリを作れるツール」はkintone以外にもいくつかあります。それぞれの「得意・不得意」をまとめたので、自分の会社にぴったりのものを選びましょう。

どれを選ぶ?kintoneとライバルツールの比較
どれを選ぶ?kintoneとライバルツールの比較

(1)ツール別:おすすめの利用シーン

kintone(キントーン)

得意なこと :会社のみんなで「日報」や「顧客リスト」を共有することが得意です。Excelで行っていた業務をそのままアプリにできます。
注意点: デザインにこだわり抜いた「一般向けスマホアプリ」を作るのには向いていません。

Adalo(アダロ)

得意なこと :インスタグラムやメルカリのような「おしゃれなスマホアプリ」を、プログラミングなしで作りたい時に最適です。
注意点: 複雑な会社のルール(承認手続きなど)を組み込むのは少し大変です。

Bubble(バブル)

得意なこと: 本格的なWebサービスを作ることが得意です。自由自在にカスタマイズできる、いわば「ノーコード界の王様」です。
注意点 :覚えるのがとても難しく、使いこなすまでに数ヶ月の勉強が必要です。

Glide(グライド)

得意なこと: 「Googleスプレッドシート」の内容を、一瞬でアプリにすることができます。とにかく早く、安く(または無料で)始めたい人向けです。
注意点 :データが何万件もあるような大きな仕事には向きません。

(2)コストと難易度の目安

ツール難易度料金の目安こんな人におすすめ!
kintone普通月1人 780円〜会社全体の効率を上げたい
Adaloやや高い月 数千円〜数万円スマホ用のサービスを作りたい
Bubble高い月 数千円〜数万円こだわり抜いたWebサイトを作りたい
Glideとても低い0円〜まずは個人や少人数で試したい

選び方のポイント

  • kintone: 月額制で安定運用しやすく、社内業務の効率化向きです
  • Adalo / Bubble: 新規サービス向けで、学習や保守の負担はやや高めです
  • Glide: 小規模・短期間・低コストで始めたい場合に最適です

社内の業務を効率化して、みんなでデータを守りながら使いたいなら、やはりkintoneが一番バランスが良い選択です。一方で、「まずは無料で試したい」ならGlide、「一般のお客さんに使ってもらいたい」ならAdaloやBubbleを検討してみましょう。

(3)詳細比較表

より詳しく比較したい方のために、各ツールの詳細をまとめました。

得意なこと、不得意なこと・無理してやらない方がいいこと

費目KintoneAdaloBubbleGlide
得意なこと・社内の業務データを複数人で共有・更新する仕組み・営業日報、顧客台帳、案件管理など「情報の箱」を作る
・既存のExcel業務をそのままアプリ化・Excelより少し高度な集計や一覧表示
・スマホアプリを作りたい時(iOS/Android対応)・会員登録・ログイン機能が必要なアプリ
・一般ユーザー向けサービスアプリ・見た目がきれいなデザインを重視したい時
・本格的なWebサービスを作りたい時・複雑な条件分岐やロジックを組み込みたい時
・外部サービスとの連携(API接続=他システムとの接着剤)を自由に設定・将来的に事業として大きく育てたいサービス
・Googleスプレッドシートのデータを即座にアプリ化・とにかく早く(数時間で)アプリを作りたい時・社員10〜50名規模での情報共有・初期コストをほぼゼロで試したい時
不得意なこと・無理してやらない方がいいこと・社外の一般ユーザー向けアプリ(会員制サイトなど)・デザイン性の高いUI(見た目)が求められるアプリ・複雑な計算ロジックや条件分岐が多いシステム
・リアルタイム性が必要なチャットやマップ連動
・複雑な業務フローや承認ルートの実装
・大量データ(数万件以上)の高速処理
・Excelのような集計・レポート作成・社内の既存システムとの複雑な連携
・スマホアプリ(ネイティブアプリ)は作れない
・学習に時間がかかる(数週間〜数ヶ月)
・シンプルな業務アプリには過剰スペック・日本語サポートが限定的
・データ構造が複雑な業務(リレーション=データ同士のつながりが多い)
・高度な権限設定や承認フロー・数百人規模での利用や大量データ処理
・Googleスプレッドシート以外のデータ連携

コスト比較、総合的なROI(投資対効果)

費目KintoneAdaloBubbleGlide
初期費用ほぼなし(月額のみ)ほぼなしほぼなしほぼなし(無料プランあり)
月額料金1ユーザー780円〜(30名で23,400円/月)月50〜200ドル程度(プランにより変動)月29〜529ドル(機能・容量で大きく変動)無料〜月49ドル(ユーザー数・機能で変動)
教育コスト★★☆(中)2〜3日の研修でOKマニュアル整備が重要★★★(高)デザイン感覚が必要1〜2週間の学習期間★★★★(最高)ロジック理解が必須数週間〜数ヶ月の習得期間★☆☆(低)スプレッドシート操作ができればOK即日スタート可能
保守・運用コスト★★☆(中)社内に「kintone担当」1名は必要プラグイン追加で拡張可★★★(高)UI変更のたびに調整外部委託も検討★★★★(最高)継続的なメンテナンス必須専任担当者推奨★☆☆(低)スプレッドシート更新のみ特別な保守不要
拡張・連携コスト★★★(中〜高)連携ツール(Zapierなど)が必要な場合もプラグインは有料が多い★★☆(中)API連携は比較的容易ただし複雑な連携は困難★☆☆(低)API連携の自由度が高い技術者がいれば低コスト★★★(高)連携の自由度が低いスプレッドシート以外は困難
総合的なROI(投資対効果)従業員30〜200名業務効率化で年間数百時間削減3〜6ヶ月で投資回収可能顧客向けサービス展開時新規事業の立ち上げコスト大幅削減成功すれば高いリターン本格的Webサービス開発費数百万円が数万円にただし習得コストを考慮小規模チーム(10〜50名)無料〜低コストで即効果投資回収は最速

2. ノーコードツールの活用事例:成功のヒントがここに!

ノーコードツールの活用事例
ノーコードツールの活用事例

「本当にノーコードで仕事が変わるの?」という疑問にお答えするために、実際の成功事例をツール別にまとめました。自社に近い業種や悩みを探してみてください。

(1)kintoneの活用事例

製造業(従業員25名・金属加工)

導入前の課題: 見積書をExcelで作成しており、1件30分、月に約50時間かかっていました。過去の見積が探しにくく、価格も担当者ごとにバラついていました。
解決方法 :kintoneで見積書作成アプリを作成し、顧客情報の自動入力や過去見積の検索、承認フローを整備しました。
導入後の効果: 見積作成時間は30分から10分に短縮され、月40時間の削減につながりました。価格も統一され、利益率が約3%改善しました。
採用理由: Excelに近い操作感で、社員がすぐに使えた点が評価されました。

サービス業(株式会社赤福)

導入前の課題: 紙の予約票を手作業で管理しており、集計や引き渡し作業に時間がかかっていました。
解決方法: kintoneで予約管理アプリを構築し、予約データの検索や自動集計を実現しました。
導入後の効果: 年間200時間の業務削減につながり、キャンセル対策や人員配置の見直しにも活用されています。

士業(社会保険労務士法人とうかい)

導入前の課題: タスク管理を人の記憶に頼っており、処理漏れが課題でした。
解決方法: kintoneでタスク管理アプリを作成し、進捗を見える化しました。
導入後の効果: 不定期業務も一括管理できるようになり、作業時間が大幅に短縮されました。

(2)Adaloの活用事例

製造業(株式会社トヨコン)

導入前の課題 :社内システムを作りたくても、開発リソースが不足していました。
解決方法: Adaloで社有車管理や工具管理などの社内アプリを自社開発しました。
導入後の効果: 部署内で業務改善が完結できるようになり、改善ノウハウが社内に蓄積されました。
採用理由: プログラミング不要で、若手社員も活用できた点が評価されています。

サービス業(飲食サブスク「Nomuca」)

導入前の課題: 低コストでスマホアプリを作る必要がありました。
解決方法: Adaloでサブスクリプション型アプリを開発し、短期間で市場投入しました。
導入後の効果: 「Adaloがなければ事業を始められなかった」と創業者が語る成功事例です。

教育・社会貢献(Scholarcash)

導入前の課題 :コロナ禍で困窮する学生を支援するため、緊急でアプリ開発が必要でした。
解決方法: Adaloを使い、わずか1週間で奨学金情報アプリを公開しました。
導入後の効果: 短期間で社会課題に対応できた点が大きな成果です。

(3)Bubbleの活用事例

AIスタートアップ(NuShift)

導入前の課題 :AIを活用した業務アプリを低コストで開発したいという課題がありました。
解決方法: Bubbleでアプリを開発し、開発期間を4〜6ヶ月から4週間に短縮しました。
導入後の効果: 開発費用も90%以上削減でき、事業成長につながっています。

結婚式準備サービス

導入前の課題: 結婚式準備の総合サポートサービスを立ち上げたいという課題がありました。
解決方法: Bubbleで総合サポートサービスを構築し、短期間で事業を拡大しました。

(4)Glideの活用事例

教育分野(明治大学情報局)

導入前の課題 :大学のサークル情報を効率的に発信したいという課題がありました。
解決方法: プログラミング未経験の学生が、2週間で情報アプリを開発しました。
導入後の効果: 月16万PVを達成し、情報発信の中心ツールとなりました。

地域活性化(いなぎお弁当マップ)

導入前の課題 :コロナ禍で飲食店を支援するため、緊急でアプリが必要でした。
解決方法: Glideを使い、1日でアプリを完成させました。
導入後の効果: 1ヶ月で約4,600人が利用し、地域支援に貢献しました。

行政(横浜市瀬谷区)

導入前の課題: 市民に公園情報を提供したいという課題がありました。
解決方法: オープンデータを活用し、公園情報アプリを開発しました。
導入後の効果 開発コストをかけず、市民サービスの向上につながりました。


まとめ

ノーコードツールを使えば、プログラミングの知識がなくても、業務を効率化するアプリを作れます。
ノーコードツールの強み

  • 短期間で開発できる
  • 低コストで始められる
  • 自社主導で改善できる

中小企業でも、身近な業務改善から十分に効果を出せます。大切なのは、「自社の目的に合ったツール」を選ぶことです。
ツール選びのポイント

  • 社内の業務効率化なら → kintone
  • スマホアプリを作りたいなら → Adalo
  • 本格的なWebサービスなら → Bubble
  • まず無料で試したいなら → Glide

まずは無料トライアルや無料プランで、実際に触ってみることをおすすめします。「難しそう…」と思っていた業務改善が、意外と簡単に実現できるかもしれません。
ぜひ、この機会にノーコードツールを活用して、あなたの会社の業務をもっと楽にしてみませんか?
ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。一緒に最適なツール選びをサポートいたします!

出展:
[1]:コムデックAIラボ
[2]:コムデックAIラボ
[3]:システム幹事
[4]:Adalo公式
[5]:ノクステック
[6]:PR TIMES
[7]:ゼロイチスタート
[8]:PR TIMES
[9]:Walkers
[10]:スモビジ開発ラボ
[11]:NoCoders Japan
[12]:Walkers
[13]:シースリーレーヴ